楽天モバイル買い替えプログラムは得?損得の分かれ目

楽天モバイル 買い替えプログラム

「iPhoneが半額くらいで持てるらしい」と聞いて申し込み画面まで進んだものの、48回払いという文字を見て手が止まっていませんか。

2年後に返さなければいけないのか、返すときに追加のお金がかかるのか、そもそも4年ローンを組んで大丈夫なのか——不安の中身はだいたいこの3つに集約されます。

楽天モバイルの買い替えプログラムは、対象製品を48回払いで購入し、25ヶ月目以降に返却すると最大24回分の支払いが不要になる仕組みです。

判断に必要な要点は4つに絞れます。

押さえるポイント内容金額・時期
支払い方法48回払い(実質年率0%)契約者本人名義の楽天カードのみ
返却できる時期25ヶ月目以降〜47ヶ月目25ヶ月目が免除額の上限
免除される額残り最大24回分iPhone 16 Proで90,888円
追加でかかる費用事務手数料/故障費用3,300円(税込)/22,000円(不課税)以上
※最新情報は公式サイトでご確認ください。

2年ごとに機種を買い替える方なら、支払う金額は大きく下がります。

反対に、1台を4年以上使い続ける方は払い切ったほうが月あたりの負担は軽くなります。

この記事では、得になる条件と損になる条件を整理しました。

ロケホン編集部の視点から、公式サイトだけでは判断しにくい「返すか払い切るか」の分かれ目まで踏み込みます。

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目次

楽天モバイルの買い替えプログラムとは?48回払いで最大24回分が不要になる仕組み

買い替え超トクプログラムの仕組み図解(48回払いと25ヶ月目返却の関係)

楽天モバイルの買い替えプログラムの正式名称は「楽天モバイル買い替え超トクプログラム(iPhone・Android)」です。

対象製品を48回払いで購入し、25ヶ月目以降に返却することで、残りの支払いが最大24回分不要になります。

高価格帯のiPhoneを2年単位で使い続けたい方にとって、月々の負担を抑えられる選択肢になります。

仕組みの中身と、意外と知られていない「回線契約が不要」という条件を順に整理します。

48回払いで購入し、25ヶ月目以降の返却で最大24回分が不要

このプログラムの核心は、48回に分けた支払いのうち後半24回分を、製品の返却と引き換えに免除する点にあります。

楽天モバイルは公式サイトで、iPhone 16 Pro 128GBを例に具体的な数字を示しています。

iPhone 16 Pro 128GBの場合金額
製品価格(48回払いの総額)181,800円
月々の支払額3,788円
25ヶ月目の返却で不要になる額90,888円
実際に支払う額(24ヶ月分)90,912円
※実質年率は0%。最新情報は公式サイトでご確認ください。

一括で買えば181,800円(税込)かかる機種を、24ヶ月間その半分ほどの金額で使えることになります。

ただし返却時には事務手数料3,300円(税込)が別途かかります。

ここで見落としてはいけないのが「最大」という言葉です。

免除されるのは残っている回数分であり、返却が26ヶ月目、30ヶ月目と遅れるほど免除される回数は減っていきます。

プログラム自体の申込手数料・月額利用料はかからない

プログラムに申し込むこと自体には費用がかからず、お金が動くのは返却するときです。

「買い替えプログラム」「48回払い」「超トクプログラム」など呼び方が混ざりやすいのですが、公式名称は「楽天モバイル買い替え超トクプログラム(iPhone・Android)」の1つだけです。

このプログラムで発生する費用を整理すると、次のようになります。

費用の項目金額
プログラムの申込手数料0円
プログラムの月額利用料0円
返却・機種変更時の事務手数料1回につき3,300円(税込)
製品の状態が基準を満たさない場合故障費用22,000円(不課税)以上
※最新情報は公式サイトでご確認ください。

つまり申し込みのハードルは低く、注意すべきコストは返却の場面に集まっています。

なお、このプログラムは初期契約解除の対象外です。

8日以内なら無条件で撤回できる制度は使えないため、条件は申し込む前に確認しておく価値があります。

楽天モバイルの回線契約がなくても申し込める

楽天モバイルの回線を契約していなくても、このプログラムで端末だけを購入できます。

公式サイトにも「楽天回線の申し込みは不要」と明記されています。

この条件には、実務的な意味があります。

利用している回線選んだ方の割合
ドコモ回線85%
au回線9%
ソフトバンク回線3%
楽天回線3%
※ロケホンの母体である格安SIM事業者の契約データ(ロケホン編集部調べ)。当社契約者が選んだ回線の比率であり、市場全体のシェアではありません。

格安SIMを使う方の多くは、楽天回線以外を選んでいます。

言い換えれば「回線は今のまま、端末だけ楽天モバイルで買う」という組み合わせが取れるということです。

今の通信環境に不満がない方が、端末代だけを軽くする手段として使えるのは、このプログラムの見落とされがちな利点です。

ただし支払いは契約者本人名義の楽天カードに限られるため、カードの準備は欠かせません。

申し込み条件と対象機種・月々の支払額

申し込み条件は3つで、18歳以上であること、契約者本人名義の楽天カードで支払うこと、48回払いを選ぶことです。

対象製品はiPhoneのほぼ全ラインアップと、一部のAndroid機種に限られます。

条件のどれか1つでも満たせない場合は、一括払いや24回払いという選び方に切り替える判断が必要になります。

自分が使えるかどうかを確定させるため、支払い方法・前提条件・対象機種の順に確認します。

支払いに使えるのは契約者本人名義の楽天カードだけ

48回払いに使えるカードは契約者本人名義の楽天カードのみで、他の支払い方法はすべて対象外です。

これはこのプログラムで最初につまずきやすい条件です。

支払い方法48回払いに使えるか
楽天カード(契約者本人名義)使える
楽天カード(家族名義)使えない
他社のクレジットカード使えない
口座振替使えない
デビットカード使えない
※最新情報は公式サイトでご確認ください。

楽天モバイルの回線料金自体は口座振替やデビットカードでも払えるため、この違いは見落としやすい点です。

楽天カードを持っていない方でも、対象機種を一括払いや24回払いで購入する道は残っています。

その場合は返却の義務がなく、端末は最初から自分のものになります。

月々の負担を下げる代わりに返却する仕組みなので、負担の下げ幅と手元に残るかどうかを見比べて選ぶのが現実的です。

18歳以上・1人2台まで・48回払いが前提

支払回数は48回に固定されており、24回払いや36回払いを選びながら返却で免除を受ける使い方はできません。

申し込みの前提条件は次の4点です。

条件内容
年齢18歳以上
申込台数1人あたり2台まで
支払回数48回のみ
審査製品代金の分割払いに審査あり(基準は公式に非公開)
※最新情報は公式サイトでご確認ください。

審査の基準は公開されていないため、通るかどうかは申し込んでみないと分かりません。

通らなかった場合でも、一括払いに切り替えれば同じ機種を購入できます。

家族分をまとめて用意したい場合は、2台という上限が制約になる点も覚えておくとよいでしょう。

対象のiPhoneと月々の支払額

iPhoneは主要モデルが対象で、月々の支払額は製品価格を48回で割った金額になります。

実質年率が0%なので、分割による利息の上乗せはありません。

機種製品価格(税込)月々の支払額(税込)
iPhone 17 Pro Max234,800円4,892円〜
iPhone 17 Pro207,900円4,331円〜
iPhone Air185,900円3,873円〜
iPhone 17146,800円3,058円〜
iPhone 17e 256GB109,200円25回目以降4,549円〜
iPhone 16 Pro Max224,800円4,683円〜
iPhone 16 Pro181,800円3,788円〜
iPhone 16 Plus158,800円3,308円〜
iPhone 16141,700円2,952円〜
iPhone 16e 128GB104,800円25回目以降4,365円〜
※iPhone 17e・iPhone 16eは他社から乗り換えでキャンペーンを適用した場合、1〜24回目が1円(税込)となり、25回目以降が表の金額になります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

価格が高い機種ほど免除される金額も大きくなります。

20万円台のモデルを選ぶ方ほどこのプログラムの効果は出て、10万円前後のモデルなら一括払いとの差は小さくなります。

対象のAndroid機種

Androidは対象機種が限られており、公式の対象製品に入っていない端末では48回払い自体を選べません。

公式サイトの対象製品に並ぶのは、次のようなモデルです。

メーカー対象機種
SHARPAQUOS sense10、AQUOS wish5、AQUOS R10
GoogleGoogle Pixel 10シリーズ
SamsungGalaxy S26シリーズ、Galaxy Z Flip8、Galaxy Z Fold8
OPPOOPPO Reno15 A
FCNTarrows Alpha
※対象機種は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

Androidの機種別価格は公式サイトの製品ページに分かれて掲載されているため、購入前に対象製品の一覧で確認してください。

対象外の端末を選んだ場合は、一括払いか24回払いになります。端末は最初から自分のものです。

得になる条件と損得の分かれ目

25ヶ月目返却と48回払い切りの支払総額比較グラフ

このプログラムが得になるかどうかは、端末を何年使うつもりかで決まります。

2年で次の機種に買い替える方なら支払う金額は大きく下がりますが、4年使い続ける方は払い切ったほうが月あたりの負担は軽くなります。

分かれ目を実額で確認できるよう、公式が示している金額をもとに整理しました。

25ヶ月目の返却で免除額が最大になる理由

免除されるのは「残り最大24回分」なので、返却できる最初の月である25ヶ月目に返すと免除額が最大になります。

返却が遅れると、免除される回数はそのまま減っていきます。

返却する月免除される回数免除される金額の目安
25ヶ月目24回分約90,888円
28ヶ月目21回分約79,500円
31ヶ月目18回分約68,200円
37ヶ月目12回分約45,500円
※iPhone 16 Pro 128GB(製品価格181,800円・月々3,788円)の場合。25ヶ月目の金額は楽天モバイル公式サイトの記載、それ以外は月々の支払額×回数で算出したロケホン編集部の試算です。

半年遅れれば2万円以上の差になります。

25ヶ月目を過ぎてから「そろそろ返そうか」と考え始めると、得られるはずだった金額が静かに削られていきます。

返却できる期間は47ヶ月目までありますが、期間の後半まで持つほどこのプログラムの利点は薄れます。

購入時点で、25ヶ月目にあたる月をカレンダーに入れておくと取りこぼしを防げます。

4年使うなら払い切りのほうが月あたりの負担は軽い

同じ機種でも、2年で返すか4年払い切るかで支払う総額と手元に残るものが変わります。

次の表は、25ヶ月目に返却した場合と48回払い切った場合を並べたものです。返却する場合は事務手数料3,300円(税込)を含めています。

機種25ヶ月目に返却(24ヶ月使用)48回払い切り(48ヶ月使用)
iPhone 17 Pro Max120,708円(端末は返却)234,800円(端末は自分のもの)
iPhone 16 Pro94,212円(端末は返却)181,800円(端末は自分のもの)
iPhone 1776,692円(端末は返却)146,800円(端末は自分のもの)
※2026年9月1日時点の公式価格をもとにしたロケホン編集部の試算です(返却時の支払総額に事務手数料3,300円(税込)を加算)。最新情報は公式サイトでご確認ください。

月あたりに換算すると違いが見えてきます。

● 4年使うなら払い切りのほうが月あたりの負担は軽い

  • 25ヶ月目に返す場合:iPhone 16 Proは94,212円(税込)を24ヶ月で使うので、月あたり約3,926円
  • 48回払い切る場合:181,800円(税込)を48ヶ月で使うので月あたり約3,788円。しかも端末は自分のものとして残る

2年周期で機種を替える方なら返却が有利で、4年同じ機種を使う方なら払い切りのほうが月あたりは安いというのが分かれ目です。

3年目まで使って返却するという中間の選択は、免除額が減るうえに端末も残らないため、どちらの利点も小さくなります。

返却時に発生しうる費用を織り込んで比べる

返却時は状態がきれいでも事務手数料3,300円(税込)がかかり、状態が基準を満たさない場合は故障費用22,000円(不課税)以上が上乗せされます。

同じ機種でも、返却時の状態によって支払う合計額は変わります。

iPhone 16 Pro 128GBの場合支払う合計額
良品で25ヶ月目に返却94,212円(24ヶ月使用)
画面が割れた状態で返却(保証未加入)116,212円(24ヶ月使用)
返却せず48回払い切り181,800円(48ヶ月使用・端末は残る)
※公式価格に、事務手数料3,300円(税込)と故障費用22,000円(不課税)を加えたロケホン編集部の試算です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

画面を割ったまま返すと、返却の利点が2万円分削られる形になります。

返却を前提に選ぶなら、ケースと画面の保護は「やったほうがよい」ではなく前提条件として考えるのが安全です。

保証サービスに加入して自己負担額を抑える方法もありますが、保証の月額利用料は機種や加入日によって異なります。

自分の機種でいくらかかるかは、購入前に公式サイトで確認してください。

💬 ロケホン編集部より

端末代の48回払いは、4年間続く固定費です。

ロケホンの母体である格安SIM事業者(ロケットモバイル)の契約データでは、通信速度を抑える代わりにデータ量の上限がないプランを選ぶ方が約80%を占めていました(ロケホン編集部調べ)。

月々の通信費を抑えたいという意識は、格安SIMを選ぶ方に共通しています。

その一方で、端末代を4年の分割で抱えると、通信費と端末代を合わせた毎月の支出は見えにくくなります。

回線料金と端末代を足した金額で、4年後まで無理なく払えるかを一度計算しておくことをおすすめします。

返却の期限と手順

返却フロー図(返却申請→返却キット受領→初期化→ヤマト運輸で返送→査定→結果メール)

返却には2種類の期限があり、どちらも過ぎると残債の請求対象になりえます。

返却方法は配送のみですが、返却キットは自宅に届くため店舗へ足を運ぶ手間はかかりません。

期限と手順を先に把握しておけば、返却で損をする事態はほぼ避けられます。

実際の流れを、期限・事前準備・発送のルールの順に確認します。

返却期限は「20日以内」と「翌月15日まで」の2種類

同じプログラムでも、機種変更するのか返却して解約するのかで期限の数え方が変わります。

期限と起算点を整理すると次のようになります。

手続き期限起算点
機種変更する場合20日以内新しい製品を受け取った日
返却して解約する場合翌月15日まで解約を申請した月
※2026年9月1日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

新しいiPhoneが届いてうれしくなり、データ移行を終えたあと旧端末を机に置いたまま20日が過ぎる、というのが典型的な失敗です。

この2つの期限は、機種変更または返却による解約を申し込んだ場合にだけ発生します。

申し込みをしていなければ、返却の期限そのものがありません。

● 返却期限は「20日以内」と「翌月15日まで」の2種類

  • 期限までに返却されない場合、楽天モバイルから書面、電話、SMSなどの方法で通知が届く
  • それでも返却しなければ残債の請求対象になり、免除されるはずだった24回分がそのまま支払いに戻ってくる可能性がある

対策は単純です。

返却キットが届いた時点で発送日を決めてしまえば、期限切れは防げます。

返却前にやること(初期化・iCloud解除・「iPhoneを探す」オフ)

返却する製品のデータ移行と消去は、契約者自身の責任で行う必要があります。

初期化されていない端末は受付不可品と判定され、残債の全額を請求される可能性があります。

作業は次の順で進めると漏れがありません。

● 返却前にやること(初期化・iCloud解除・「iPhoneを探す」オフ)

  1. 新しい端末へデータを移行する(写真・連絡先・認証アプリの引き継ぎを含む)
  2. iPhoneの場合は「iPhoneを探す」をオフにし、iCloudからサインアウトする
  3. Androidの場合はGoogleアカウントの連携を解除する
  4. 端末を初期化(リセット)する
  5. SIMカードを取り外す
  6. 修理歴がある場合はメーカーの修理保証書を用意する

認証アプリの引き継ぎは、初期化してからでは戻せない場合があります。

銀行やSNSの2段階認証をアプリで管理している方は、移行の作業を最優先にしてください。

返却キットとヤマト運輸のルール

返却は楽天モバイルから届く返却キットを使い、ヤマト運輸で発送します。

発送のルールは細かく決まっているため、届いた時点で確認しておくと安心です。

項目内容
キットの中身返送用の着払い伝票、緩衝材、アクティベーションロック解除の案内書面
配送業者ヤマト運輸のみ(同梱の伝票以外は受け付け不可)
送れないケース海外からの返送、2台以上を同じ箱に入れる
査定の期間到着後7日程度(結果は査定完了後の翌週以降にメール)
※最新情報は公式サイトでご確認ください。

家族で2台返却する場合は、それぞれ別の箱で送る必要があります。

返却したつもりでも査定が終わるまで結果は確定しないため、メールの通知を確認してください。

査定と故障費用|2026年7月23日から製品別に改定

返却時の査定区分と請求される費用の対応図(良品・画面損傷品・外装損傷/機能不具合品・受付不可品)

返却した製品は4つの区分で査定され、区分によって請求される金額が変わります。

そして2026年7月23日9時以降に購入した製品から、故障費用が製品ごとの金額に改定されました。

自分がどちらの費用体系なのかは購入日で決まるため、加入済みの方も確認する価値があります。

査定区分、改定の内容、保証サービスを使う場合の負担額を順に整理します。

査定は4区分(良品・画面損傷品・外装損傷/機能不具合品・受付不可品)

良品と判定されれば残債の支払いは不要ですが、受付不可品と判定されると残債の全額を請求されます。

区分ごとの判定基準と請求内容は次のとおりです。

査定区分判定される状態請求されるもの
良品損傷がなく正常に動作する残債は不要(事務手数料のみ)
画面損傷品割れ・焼け・劣化・ドット抜け・液漏れ故障費用
外装損傷・機能不具合品良品の範囲を超える傷・打痕・変色、カメラなどの機能不具合故障費用
受付不可品各種ロック未解除、アカウント連携未解除、製品を探す機能が有効、ネットワーク利用制限に該当、分解・改造の痕跡、IMEIが確認できない残債の全額
※最新情報は公式サイトでご確認ください。

注意したいのは、受付不可品の判定理由です。多くは端末の状態ではなく、手続きの漏れが原因になっています。

ロックの解除や初期化は丁寧に使っていたかどうかとは関係なく、作業を忘れただけで該当します。外装の傷を気にする前に、返却前のアカウント解除を済ませてください。

故障費用は2026年7月23日9時以降の購入分から製品別

故障費用はこれまで一律22,000円(不課税)でしたが、2026年7月23日9時以降に購入した製品から製品別の金額に変わりました。

2026年7月23日8時59分以前に購入した製品は、改定前の費用が適用されます。

改定後の金額は次のように設定されています。

製品故障費用
Galaxy Z Fold8/Galaxy Z Fold8 Ultra68,000円(不課税)
Galaxy Z Flip840,000円(不課税)
その他のAndroid・iPhone全モデル22,000円(不課税)
※2026年9月1日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

折りたたみ式のGalaxyは、画面の構造上ほかの機種より修理費用が高くなるため、故障費用も高く設定されています。

Galaxy Z Fold8の68,000円(不課税)は、iPhone 17を25ヶ月目に返却したときの支払総額の9割近くに相当する金額です。

折りたたみ式の機種を返却前提で選ぶなら、保証サービスへの加入もあわせて検討してください。

判断は購入日、つまり2026年7月23日9時より前に買ったか後に買ったかだけで付きます。

保証サービスに加入している場合の自己負担

故障費用は保証サービスに未加入で、かつ回収する製品が指定の状態を満たさない場合に発生します。

保証に加入している場合と未加入の場合で、負担する金額は次のように変わります。

保証サービス対象自己負担額
故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+iPhone画面修理3,700円/画面以外12,900円
スマホ交換保証プラス & 家電補償Android損傷の種類に関係なく6,600円
未加入iPhone・Android故障費用22,000円(不課税)以上
※金額は税込(故障費用は不課税)。保証の月額利用料は機種・加入日により異なります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

未加入の場合と比べれば、いずれも大きく下がります。

ただし保証には月額利用料がかかり、加入期間が長くなるほど支払う総額は増えます。

2年で返却する前提なら、月額利用料の24ヶ月分と故障費用22,000円(不課税)を比べて判断するのが合理的です。

なお、盗難や紛失で製品を返却できず保証にも未加入だった場合は、残債を全額支払って買い取りによる解約をする扱いになります。

返却しない場合はどうなる?買い取り・満了解約の扱い

返却せずに端末を自分のものにする選択もできます。

いちばん多いのは、何も手続きをしない選択です。

この場合は48回払いをそのまま続けるだけで、残債を一括で請求されることはありません。

● 返却しない場合はどうなる?買い取り・満了解約の扱い

  • 一括で請求されるのは、自分から「買い取り」を申し込んだ場合と、25ヶ月目より前にプログラムを解約した場合の2つ
  • 「2年後に必ず返さなければいけない」という思い込みで、申し込みをためらう必要はない

買い取り、25ヶ月目より前の解約、何も手続きをしない場合の3つの扱いを確認します。

買い取りは残債を支払って自分のものにする手続き

買い取りは、返却をやめて端末を自分のものにするための手続きです。

手続きの内容を整理すると次のようになります。

項目内容
申し込み先my 楽天モバイル
請求のタイミング翌月以降の請求と同時
請求される金額残債の全額
製品の扱い返却せず自分のものになる
※2026年9月1日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

25ヶ月目を迎えてから「思ったより気に入ったので使い続けたい」と感じた場合に選べる道です。残債を一括で払う形になるため、まとまった金額の準備は必要になります。

ただし、この手続きは必須ではありません。

● 買い取りは残債を支払って自分のものにする手続き

  • 何もしなければ残債は48回払いのまま支払いを続けられ、支払う総額も同じ。早く払い切って身軽にしたい方以外は、無理に申し込む必要はない
  • 返却すれば免除されたはずの24回分を支払うことになるので、金額面ではこのプログラムの利点を使わない選択でもある

長く使う可能性が高いと分かっている方は、購入時点で一括払いや24回払いを選んでおくほうが計画は立てやすいでしょう。

解約する時期によって製品と支払いの扱いが変わる

25ヶ月に達する前にプログラムを解約する場合は、残債の一括支払いが必要で、製品の回収はありません。

時期ごとの扱いを並べると違いがはっきりします。

解約する時期製品の扱い支払い
25ヶ月未満回収なし(手元に残る)残債を一括で支払う
25〜47ヶ月目に返却回収される残り最大24回分が不要
25〜47ヶ月目に買い取り手元に残る残債を一括で支払う
※2026年9月1日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

25ヶ月未満の解約は、2年以内に手放す可能性がある方にとっては重い条件です。

たとえば1年後に他社へ乗り換えて端末も買い替えたくなった場合、残り36回分をまとめて支払うことになります。

短期で機種を替える予定がある方は、一括払いや24回払いで購入し、端末を自由に処分できる状態にしておくほうが身軽です。

中古市場で売却して次の機種の頭金にあてる、という選択も取れます。

何もしなければ48回払いを続けるだけ(満了解約)

何も手続きをしなければ、月々の分割払いをそのまま続けるだけで、48ヶ月の経過をもって自動的に満了解約となり、端末は自分のものになります。

25ヶ月目を過ぎても、返却しないこと自体に違約金やペナルティはありません。

48ヶ月が過ぎた時点で起きることは次の5点です。

項目48ヶ月が過ぎた時点で起きること
手続き不要(自動的に満了解約)
返却不要(端末を送り返す必要はない)
追加費用なし(48回払いを完済した状態)
製品自分のものになる
免除受けられない(支払う金額は製品価格の満額)
※2026年9月1日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

返却できる期間は47ヶ月目までなので、48ヶ月目に入った時点で返却という選択肢はなくなります。

「返すつもりだったのに忘れていた」という場合も、放置すれば端末が残るという結末です。

返却するか払い切るかは、25ヶ月目までに一度決めておくのが得策です。

買い替えプログラムが向いている人・向いていない人

このプログラムは、2年周期で最新のiPhoneに買い替えたい方に向いています。

反対に、1台を長く使いたい方や楽天カードを持たない方には向きません。

自分がどちらに近いかを確認してみてください。

向いている人は次のような方です。

● 買い替えプログラムが向いている人・向いていない人

  • 2年ごとに新しい機種へ買い替える習慣がある
  • 20万円前後の高価格帯モデルを使いたい
  • ケースと画面保護フィルムを使い、端末をきれいに保てる
  • 契約者本人名義の楽天カードを持っている

向いていない人と、その場合の選択肢は次のとおりです。

● 買い替えプログラムが向いている人・向いていない人

  • 4年以上同じ端末を使いたい → 一括払いか24回払いのほうが月あたりの負担は軽く、端末も残る
  • 端末を手元に残して家族に譲りたい → 返却を前提としない購入方法を選ぶ
  • 楽天カード以外で支払いたい → 一括払いか24回払いなら他の支払い方法も選べる
  • 2年以内に手放す可能性がある → 25ヶ月未満の解約は残債の一括支払いになるため避ける

判断に迷う場合は、今使っている端末を何年使ったかを振り返るのが早い方法です。

前の機種を4年使っていた方が2年返却のプログラムを選ぶと、途中で条件と生活が噛み合わなくなります。

よくある質問

買い替えプログラムでつまずきやすいのは、返却の時期と費用に関する点です。

申し込む前に確認しておきたい質問と、25ヶ月目が近づいてから迷いやすい質問をまとめました。

返却しなかった場合の扱い、返却できる時期、画面が割れているときの費用、支払い方法とデータの扱いまでを順に取り上げます。

回答はいずれも、楽天モバイル公式サイトで確認した2026年9月1日時点の情報にもとづくものです。

Q. 返却しないとどうなりますか?

A. 何も手続きをしなければ、48回払いをそのまま払い続けるだけです。違約金や残債の一括請求はありません。

返却は義務ではなく、25ヶ月目以降に返却すれば残り最大24回分の支払いが不要になる、という仕組みです。

● Q. 返却しないとどうなりますか?

  • 返却しない場合は48回目まで分割払いを続け、48ヶ月が経過した時点で自動的に満了解約となる。端末はそのまま手元に残り、送り返す必要もない
  • 残債の全額を請求されるのは、機種変更または返却による解約を申し込んだのに期限内に端末を返さなかった場合。申し込みをしていなければ、この期限自体が発生しない
  • my 楽天モバイルから「買い取りによる解約」を申し込むと残債が一括で請求される。分割のまま払い続けても支払う総額は変わらないため、早く払い切りたい方以外は手続きをする必要はない

Q. 返却はいつからできますか?

A. 25ヶ月目以降から47ヶ月目までの間に返却できます。

24ヶ月目までは返却による免除を受けられないため、早く返しても支払いは軽くなりません。免除されるのは「残り最大24回分」なので、返却が遅れるほど免除される回数は減ります。

25ヶ月目にあたる月を購入時に記録しておくと、取りこぼしを防げます(iPhone 16 Proなら1ヶ月遅れるごとに3,788円・税込ずつ免除額が小さくなる計算です)。

Q. 画面が割れていても返却できますか?

A. 返却自体はできますが、故障費用として22,000円(不課税)以上を支払う必要があります。

回収する製品が楽天モバイルの指定する状態を満たさない場合、保証サービスに未加入だと故障費用が発生します。画面の割れは画面損傷品として判定される状態です。

保証サービスに加入していれば負担は抑えられ、iPhoneで「故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+」に加入している場合の画面修理は3,700円(税込)となるため、割れたまま返すより返却前に修理や交換を使ったほうが総額は下がります。

Q. 回線契約なしで端末だけ買えますか?

A. 買えます。楽天モバイルの回線契約は申し込みの条件に入っていません。

公式サイトにも楽天回線の申し込みは不要と明記されています。今の格安SIMや大手キャリアの回線を使い続けながら、端末だけをこのプログラムで購入できます(ただし支払いは契約者本人名義の楽天カードに限られます)。

Q. 楽天カード以外で支払えますか?

A. 48回払いは契約者本人名義の楽天カードのみが対象で、他の支払い方法は選べません。

口座振替やデビットカード、他社のクレジットカードでは申し込めない仕組みで、家族名義の楽天カードも対象外です。

楽天カードを作る予定がない方は、一括払いや24回払いを選べば他の支払い方法も使えます。その場合は返却の義務がなく、端末は最初から自分のものになります。

Q. 返却した端末のデータはどうなりますか?

A. データの移行と消去は契約者自身の責任で行う必要があります。

楽天モバイルが代わりにデータを消すわけではないため、初期化しないまま返送すると受付不可品と判定され、残債の全額を請求されるおそれがあります。

iPhoneなら「iPhoneを探す」をオフにしてiCloudからサインアウトし、Androidならアカウントの連携を解除してから初期化してください。認証アプリの引き継ぎは初期化後には戻せない場合があるため、移行作業を最初に済ませるのが安全です。

まとめ

楽天モバイルの買い替えプログラムは、条件を理解して使えば端末代を抑えられる仕組みです。

判断に必要な要点を3つに整理します。

● まとめ

  • 25ヶ月目以降の返却で最大24回分の支払いが不要。免除額は25ヶ月目が最大で、返却が遅れるほど小さくなる
  • 返却時は事務手数料3,300円(税込)。状態が基準を満たさない場合は故障費用22,000円(不課税)以上が加わり、2026年7月23日9時以降の購入分は製品別の金額になる
  • 2年ごとに買い替えるなら返却が有利、4年使うなら払い切りのほうが月あたりの負担は軽い。申し込みには契約者本人名義の楽天カードが必要

自分が2年で買い替えるタイプか、1台を長く使うタイプか。

ここがはっきりすれば、このプログラムを選ぶべきかどうかは自然に決まります。

対象機種の価格やキャンペーンの条件は変わりやすいため、申し込む前に公式サイトで最新の内容を確認してください。

ロケットモバイル(格安SIM事業者)が運営する情報サイト「ロケホン」の編集部です。自社でMVNOサービスを提供しているため、回線の品質・ユーザーの実態を当事者として把握しています。掲載情報は公式データに基づき、編集部が中立な立場で比較・検証しています。

執筆者
角谷 貴浩

ロケットモバイル代表取締役/NUWORKS株式会社 WEBマーケティング事業部 事業部長・執行役員

角谷 貴浩

インターネット回線販売に前職で16年従事し、150名規模のチームを率いて年間9万回線の販売を達成。パートナー営業・新規開拓・組織構築を得意とする。現在はNUWORKS株式会社でWEBおよびパートナーネットワークを活用した回線拡販を推進し、2026年4月より株式会社ロケットモバイルの代表取締役に就任。

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