ワイモバイル新トクするサポート(A)|損しない条件と注意点

ワイモバイル新トクするサポート(A)|損しない条件と注意点

ワイモバイルで機種を選んでいると、価格表に「新トクするサポート(A)」という名前が並んでいます。

48回払いの後半24回分が不要になる仕組みですが、気になるのは返却時に何を見られるのか、条件を外すといくら請求されるのかではないでしょうか。

損をするかどうかは、返却の「タイミング」と「端末の状態」、そして「繰上返済をしないこと」の3点でほぼ決まります。

新トクするサポート(A)の要点

項目内容
どんな仕組み対象機種を48回払いで購入し、特典を申し込んで端末を返却すると、残りの支払い(最大24回分)が不要になります
加入手続き対象機種を48回払いで購入すると自動で加入します(申込は不要です)
返却のタイミング購入した請求月を1か月目として25か月目から特典を申し込めます(一部例外あり)。申し込んだら翌月末までに回収・査定の完了が必要です
得になる人2年ごとに機種を変えたい方/高額な機種の負担を抑えたい方
注意すべき点端末は手元に残りません/査定基準を満たさないと22,000円(不課税)/繰上返済で完済するとプログラムが終了して特典を使えません/下取りプログラムとは併用できません
回線契約との関係プログラムと回線契約は別のものです。回線を解約・他社へ乗り換えても、支払いと返却の権利は続きます
※最新情報は公式サイトでご確認ください。

押さえるべき条件は多くないため、一つずつ確認すれば、自分にとって得になるかどうかは申し込む前に判断できます。

目次

新トクするサポート(A)は、48回払いのうち最大24回分の支払いが不要になる仕組み

48回払いのうち25〜48回目の支払いが不要になる仕組みの図解

新トクするサポート(A)は、対象機種を48回払いで購入し、25か月目以降に特典を申し込んで端末を返却すると、残りの分割支払金が不要になるプログラムです。

名前に「サポート」と付いていますが、月額料金の割引ではありません。

端末を返す代わりに支払いを減らす仕組みのため、何をいつ返すのかを理解しておくと判断を誤りません。

仕組みの根幹にあたる3つの条件を整理します。

25か月目に特典を申し込んで返却すると、残りの支払いが不要になる

特典を利用すると、査定が完了した請求月の翌請求月以降にあたる分割支払金(最大24回分)が不要になります。

ワイモバイルが端末を下取りし、その代金で割賦の残債務を相殺する、という形です。

支払いのうち、どこが対象になるのかを整理すると次のようになります。

支払いの内訳特典の対象
頭金(購入時に支払った分)対象外(戻りません)
1〜24回目の分割支払金対象外(支払います)
25〜48回目の分割支払金(最大24回分)対象(支払いが不要になります)

つまり「割引」ではなく「端末の売却代金で残りの支払いを埋める」構造です。

25か月目に返却した場合に実際に負担するのは、頭金と前半24回分を合計した金額になります。

対象機種を48回払いで購入すると自動的に加入する

対象機種を48回払いで購入した時点で、申込手続きなしにプログラムへ加入します。

「あとから申し込む」タイプの制度ではないため、加入し忘れる心配はありません。

一方で、対象にならない買い方もあります。

買い方プログラムの扱い
対象機種を48回払いで購入自動で加入します
SoftBank Certified(認定中古品)対象外です
ワイモバイルアウトレット品対象外です
法人契約利用できません

中古品や在庫処分品は本体価格が安いぶん魅力的に見えますが、返却で負担を下げる前提であれば新品の対象機種を選ぶ必要があります。

購入前に、その機種が48回払いを選べるかどうかを確認しておくと確実です。

ワイモバイルの回線契約がなくても利用できる

このプログラムは端末の割賦契約に紐づくため、ワイモバイルの回線を契約していなくても特典を利用できます。

特典を申し込むときに申告するものは、回線契約の有無で変わります。

● 特典申込時に申告するもの

  • ワイモバイルの回線を使っている方:電話番号を申告します
  • 回線を契約していない方・解約した方:機種契約番号を申告します

回線契約とセットの制度だと思い込んで、乗り換えをためらう必要はありません。

端末だけをワイモバイルで購入し、通信は別の会社で契約する、という使い方もできます。

機種契約番号は購入時の契約書類に記載されているため、回線を解約する予定があるなら控えておくと手続きがスムーズです。

支払い額は契約区分で変わる|のりかえ・新規・機種変更の3パターン

契約区分別の支払いイメージ(前半24回と後半24回の配分の違い)

同じ機種・同じ48回払いでも、他社からのりかえるのか、新規契約なのか、機種変更なのかによって、前半24回と後半24回の支払額の配分が変わります。

この配分こそが、25か月目に返却したときの負担額を決める要素です。

本体価格の安さだけで比べると判断を誤りやすい部分といえます。

配分の考え方と、返却時期による損得の変化を整理します。

契約区分によって1〜24回目の支払額が変わる

新トクするサポート(A)で実際に負担する金額は、前半24回分の合計です。

ワイモバイルは契約区分ごとに前半と後半の支払額を設定しており、同じ機種でも前半が安く後半が高い場合と、前後半が同額の場合があります。

前半が安く設定されている区分ほど、25か月目に返却したときの負担は小さくなる計算です。

端末価格は在庫状況やセールによって変動し、公式サイトの掲載面によって金額が異なる場合もあります。

購入を決める前に、オンラインストアの最新の価格表示を確認してください。

25か月目を過ぎて使い続けると、得になる幅は縮んでいく

特典で不要になるのは「査定が完了した請求月の翌請求月以降」の支払いです。

返却が遅れれば、そのぶん支払い済みの回数が増えるため、不要になる回数は減っていきます。

返却する時期支払いが不要になる回数の目安
25か月目(特典受付開始日)最大24回分
30か月目約18回分
36か月目約12回分
返却せず48回払いを完済0回分(端末は手元に残ります)
※実際に不要になるのは、査定が完了した請求月の翌請求月以降の分割支払金です。上記は目安としてご覧ください。

端末を長く使うこと自体は悪い選択ではありません。

3年、4年と使い続けるつもりなら、返却を前提としないほうが総額では有利になる場合もあります。

判断の分かれ目は、次の機種に買い替えたいと思う時期が2年前後かどうかです。

● 25か月目を過ぎて使い続けると、得になる幅は縮んでいく

  • 2年で買い替える習慣があるなら特典を使う
  • それより長く使うなら48回払い切って端末を手元に残す

端末代の負担をさらに抑えたい場合は、購入時点で実施されている値引きとの組み合わせも確認しておくと効果的です。

利用の流れと返却方法|査定基準を満たさないと22,000円

My Y!mobileの特典利用申込画面

特典を使うには、25か月目以降に申し込み、申込日が属する月の翌月末までに端末の回収と査定を完了させる必要があります。

期限を過ぎると特典を利用できないため、返却の準備は申込前から始めておくのが安全です。

査定で見られる項目も公式に定められており、事前に自分でチェックできます。

購入から返却完了までの手順と、査定の基準を順に確認します。

購入から返却までの4ステップ

手続きの流れは4つです。

期限が決まっているのは3番目から4番目にかけての部分で、ここだけ注意すれば残りは難しくありません。

● 購入から返却までの4ステップ

  1. 対象機種を48回払いで購入する:購入した時点でプログラムに自動加入します
  2. 25か月目まで利用する:購入した請求月を1か月目として数えます
  3. 特典利用を申し込む:ワイモバイルの回線をお使いの方は電話番号を、そうでない方は機種契約番号を申告します
  4. 翌月末までに回収・査定を完了させる:申込日が属する月の翌月末が期限です

4番目で求められるのは「発送すること」ではなく「査定まで完了すること」です。

郵送を選ぶ場合は配送日数と査定にかかる時間を見込み、月末ぎりぎりの発送は避けてください。

機種変更とあわせて返却するなら、新しい端末を受け取ってから返却する流れになります。

◾️あわせて読みたい

返却は店頭と郵送のどちらかを選べる

端末の回収方法は、ワイモバイルショップへの持ち込みと郵送から選べます。

どちらを選んでも、古物営業法にもとづく本人確認が行われます。

回収方法押さえておきたい点
ワイモバイルショップに持ち込むその場で回収されます。本人確認書類が必要です
郵送する自宅から発送できます。配送と査定にかかる日数を見込む必要があります

回収の前に済ませておく作業は3つです。

● 返却前に済ませておく3つの準備

  1. データのバックアップ:回収された端末は戻らないため、写真や連絡先を退避させます
  2. 端末の初期化:初期化されていない端末は査定基準を満たさない扱いになります
  3. 本人確認書類の用意:古物営業法にもとづき、店頭でも郵送でも確認されます

提供条件書では、回収前にバックアップと初期化を行うことが利用者の義務として定められています。

この作業を飛ばすと負担金が発生するため、返却日の前日までに済ませておくと安心です。

査定基準の6項目

ワイモバイルは査定の基準を6項目で公開しており、1つでも該当すると基準を満たさない扱いになります。

破損の有無だけでなく、電源が入るか、初期化されているか、といった状態も対象です。

返却の直前ではなく、特典を申し込む前に自分で確認しておくと安心できます。

● 査定基準を満たさない状態

  1. 電源が入らない
  2. 初期化されていない
  3. メーカー保証の対象外、または改造されている
  4. 筐体が変形している
  5. 液晶の表示異常、またはタッチパネルの動作不良がある
  6. ガラスや筐体が破損している

このほか、IMEI(端末の識別番号)が確認できない場合や、ネットワーク利用制限の対象になっている場合も、特典を利用できません。

画面の小さな傷や本体の使用感については、この6項目に該当しなければ基準を満たす扱いです。

普段からケースと保護ガラスを使っていれば、通常の使い方で基準を外れることは多くありません。

基準を満たさない場合は22,000円(不課税)

査定基準を満たさなかった場合、22,000円(不課税)の負担金が発生します。

正確には別途22,000円を請求されるのではなく、下取り価格から負担金を差し引いた金額で残債務を相殺する形です。

結果として、相殺しきれなかった分の支払いが残ります。

負担金は、加入している保証オプションによって変わります。

加入している保証負担金(不課税)
加入なし22,000円
故障安心パックプラス/プレミアム(iPhone)12,500円
故障安心パックプラス/プレミアム(Google Pixel・Android)5,000円
※負担金は査定の時点で公式サイトに定められている額が適用されます。最新情報は公式サイトでご確認ください。

保証に加入していれば、負担は3分の1以下まで下がる計算です。

画面割れの不安がある方は、端末購入時に保証オプションへ加入しておくと、返却時の想定外の出費を抑えられます。

申し込む前に知っておきたい5つの注意点

新トクするサポート(A)には、公式の商品ページだけでは分からない条件が提供条件書に記載されています。

なかでも「繰上返済をすると特典を使えなくなる」という条件は、支払いを早く終わらせたい方ほど引っかかりやすい落とし穴です。

いずれも事前に知っていれば避けられるものばかりのため、対策とあわせて確認してください。

端末は手元に残らない

特典を利用すると端末はワイモバイルに回収されるため、使い慣れた機種を手元に置いておくことはできません。

2年ごとに買い替える方にとっては問題になりませんが、サブ機として残したい方や、家族に使わせる予定がある方には向かない仕組みです。

返却後に「やはり返さなければよかった」と思っても、申込の撤回や取消はできません。

端末を手元に残したい場合は、次の2つの方法があります。

● 端末を手元に残す2つの方法

  • 48回払いを最後まで支払う:完済すれば端末はそのまま手元に残り、下取りに出すかどうかも自分で決められます
  • 一括で購入する:プログラムを使わない代わりに、購入した時点で自分の所有物になります

なお、特典を申し込んだあとに機種変更手続きがキャンセルされた場合でも、回収した端末は返却されません。

機種変更とセットで返却するなら、新しい機種の在庫と入荷時期を確認してから申し込んでください。

繰上返済で完済すると、プログラムが終了して特典を使えない

割賦の残債を一括で支払って完済すると、その時点でプログラムは自動的に終了します。

支払いを早く終わらせたい、という判断が特典を失う結果につながるため、最も注意が必要な条件です。

提供条件書では、次のいずれかに当てはまるとプログラムが終了する、または特典を利用できないと定められています。

● プログラムが終了する・特典を使えないケース

  • 割賦債務を完済した(第18条1項)
  • 一括弁済を申し込んだ(申込を取り消した場合も終了します)
  • 査定基準を満たさず、割賦残債務が負担金以下になっている(第5条3項)

理由は仕組みを考えると分かります。

特典は「残っている分割支払金を下取り代金で相殺する」ものであるため、相殺すべき残債がなくなると成立しません。

返却を前提にしているなら、繰上返済や一括清算はせず、そのまま48回払いを続けて25か月目を待ってください。

特典受付開始日は25か月目とは限らない

特典を申し込める時期は原則として25か月目ですが、例外があります。

「25か月目に返せばよい」と単純に覚えていると、想定と数か月ずれる可能性があります。

ケース特典受付開始日
原則購入した請求月を1か月目として25か月目
一部の利用者例外的に24か月目
在庫・配送の状況によっては数か月遅れる場合があります

確認方法は用意されています。

自分の特典受付開始日は、My Y!mobileなどの契約者向けサイトで確認できます。

購入直後に一度確認し、カレンダーに控えておくのが確実な進め方といえます。

受付開始日が分かっていれば、次の機種の情報収集や下取り相場の比較も余裕をもって進められます。

下取りプログラムと併用できない

新トクするサポート(A)は、ワイモバイルの下取りプログラムとの併用ができません。

そのほかのサービスやキャンペーンについても、条件によっては併用できない場合があると定められています。

「返却して支払いを減らし、さらに下取り代金も受け取る」という使い方はできない、と理解しておいてください。

とはいえ、どちらか有利なほうを選ぶことは可能です。

● 特典と下取りを比べる3ステップ

  1. 特典で不要になる金額を確認する:25か月目以降に残っている分割支払金の合計です
  2. 下取りプログラムの査定額を確認する:機種と状態によって変わります
  3. 金額が大きいほうを選ぶ:人気機種で状態がよければ、下取りのほうが有利な場合もあります

下取りを選べば手元に現金が残る一方、返却しないぶん分割支払金は最後まで続きます。

どちらが得かは機種の相場によって変わるため、返却時期が近づいたら両方の金額を並べて比べてください。

◾️あわせて読みたい

端末を譲渡するとプログラムが自動終了する

購入した端末を第三者へ譲渡する手続きが完了すると、プログラムは自動的に終了します。

権利や義務は譲り受けた方に引き継がれないため、譲渡先が特典を使うこともできません。

ただし、契約ごと引き継ぐ場合は扱いが変わります。

ケースプログラムの扱い
端末だけを第三者へ譲渡する自動終了します(権利義務は引き継がれません)
ワイモバイルの承認を得て契約を承継する権利義務が引き継がれます

子どもや家族に端末を譲る予定があるなら、どちらの形にするかを先に決めてください。

端末を譲る可能性があるなら、48回払いを完済して所有権を確定させるほうが自由度は高くなります。

💬 ロケホン編集部より

返却プログラムは、端末の所有権を手放すことと引き換えに支払いを軽くする仕組みです。

割引に見えますが、実際には2年後の端末をワイモバイルが買い取る前提で価格が組まれています。

制度を悪く見る必要はありませんが、「2年ごとに返す人向けの買い方」である点は、申し込む前に納得しておいたほうが後悔しません。

回線を解約・他社へ乗り換えてもプログラムは続く

新トクするサポート(A)は端末の割賦契約に紐づく制度のため、ワイモバイルの回線を解約しても、分割払いと返却の権利はそのまま続きます。

回線を解約したら特典が消える、という心配はいりません。

ただし2026年7月1日から、回線側には契約解除料が新設されています。

プログラムと回線契約を切り分けて確認します。

回線を解約してもプログラムは続く

回線を解約したり他社へ乗り換えたりしても、端末の分割支払金の支払い義務と、特典を利用する権利はどちらも残ります。

回線を解約すると何が変わるのかを整理すると、次のようになります。

項目回線を解約したあと
分割支払金の支払い続きます
特典を利用する権利残ります
特典申込時に申告するもの電話番号から機種契約番号に変わります
支払い方法変更手続きが必要になる場合があります

解約前に機種契約番号を控えておけば、乗り換え後でも問題なく返却できます。

注意したいのは、支払いが続く点です。

支払いを遅延した場合は年14.5%の遅延損害金が発生すると定められているため、解約時には請求先の設定を必ず確認してください。

2026年7月1日から回線側に契約解除料が新設された

ワイモバイルは2026年7月1日以降に新規契約またはのりかえで加入した回線を対象に、契約解除料を新設しました。

回線の提供開始月から12か月以内に解約を申し込んだ場合、以下の金額が発生します。

料金プラン契約解除料(税込)
シンプル3 S858円
シンプル3 M858円
シンプル3 L1,100円
Pocket WiFiプラン21,100円
※最新情報は公式サイトでご確認ください。

ワイモバイルからソフトバンクまたはLINEMOへのりかえる場合と、8日間キャンセルを実施した場合は対象外です。

この費用は端末プログラムのものではなく、回線契約に対して発生します。新トクするサポート(A)の返却とは別の話であるため、混同しないようにしてください。

◾️あわせて読みたい

ソフトバンク「新トクするサポート+」との違い

名前が似ているソフトバンクの「新トクするサポート+」は、返却できる時期と支払いが不要になる回数が異なる別のプログラムです。

どちらも48回払いを使う点は共通していますが、早期に返却できる枠があるかどうかで性格が変わります。

早く返して次の機種に移りたい方は「特典の申込時期」の行を、負担金の額が気になる方は最下段の行をご覧ください。

項目新トクするサポート(A)(ワイモバイル)新トクするサポート+(ソフトバンク)
支払回数48回払い48回払い
特典の申込時期25か月目以降(一部例外あり)特典A:13〜24か月目/特典B:25か月目以降
支払いが不要になる回数最大24回分特典A:最大36回分/特典B:最大24回分
早期の返却早期返却の別枠なし特典Aで13か月目から返却できる。特典Bには特典利用料の設定あり
査定基準を満たさない場合22,000円(不課税)2026年8月19日以降の加入は最大44,000円(不課税)
※最新情報は各公式サイトでご確認ください。

1年ほどで最新機種に乗り換えたい方には、13か月目から返却できるソフトバンクのほうが合っています。

2年周期で機種を変えるなら、査定基準を満たさなかったときの負担金が小さいワイモバイルのほうが安心です。

新トクするサポート(A)が向いている人・向いていない人

新トクするサポート(A)が向いているのは、2年周期で機種を買い替える方です。

反対に、端末を長く使いたい方や手元に残したい方には、一括購入やSIM単体契約という選択肢のほうが合います。

どちらに当てはまるかは、買い替えの周期と端末の扱い方で判断できます。

自分がどちらのタイプかを確認してください。

向いている人

2年ごとに新しい機種へ買い替えている方であれば、この制度を使わない理由はほとんどありません。

前半24回分の支払いだけで最新機種を2年間使えるため、同じ機種を一括で購入する場合より当面の負担は軽くなります。

次のいずれかに当てはまるなら、特典の効果を受け取りやすいタイプです。

● 新トクするサポート(A)が向いている人

  • 2年ごとに新しい機種へ買い替えている方:返却の時期と買い替えの周期がそのまま一致します
  • 本体価格が10万円を超える機種を選びたい方:負担する金額の差が大きくなります
  • 端末を丁寧に扱える方:査定基準を満たせば追加の負担は発生しません

ケースと保護ガラスを使う習慣があるなら、査定で引っかかるリスクは小さく収まります。

購入時に故障安心パックプラスなどの保証へ加入しておけば、万一の破損時も負担金を抑えられます。

向いていない人

同じ端末を3年以上使いたい方には、返却を前提としないほうが総額で有利になります。

25か月目を過ぎるほど不要になる回数は減っていき、長く使うほど特典の効果は薄れるためです。

次に当てはまる方は、別の買い方を検討したほうが後悔しません。

● 新トクするサポート(A)が向いていない人

  • 同じ端末を3年以上使いたい方:返却が遅れるほど不要になる回数が減ります
  • 端末を手元に残したい・家族に譲る予定がある方:返却すると端末は戻らず、譲渡でプログラムは終了します
  • 破損の不安がある方:査定基準を満たさないと負担金が発生します
  • 繰上返済で早く支払いを終わらせたい方:完済した時点でプログラムが終了します

こうした方には、端末を一括で購入する方法や、SIM単体で契約して自分で選んだ端末を組み合わせる方法があります。

端末を自分で保有すれば、使う期間も売却のタイミングも自由に決められます。

💬 ロケホン編集部より

端末と回線をまとめて契約するか、切り離すかは、通信費を考えるうえでの分かれ道です。

ロケホンを運営するロケットモバイルは端末を販売せず、SIMのみを提供しています。

ご自身で用意した端末を組み合わせて使っていますが、これも通信費を抑える有力な方法です。

中古端末やSIMフリー端末を選べば、端末代を先に確定させたうえで、通信は必要な容量だけ契約できます。

「最新機種を2年ごとに使いたい」なら返却プログラム、「端末にこだわらず通信費を下げたい」ならSIM単体契約、という基準で考えると整理しやすくなります。

新トクするサポート(A)に関するよくある質問

新トクするサポート(A)について、特に多く寄せられる疑問をまとめました。

48回払いを最後まで支払ったらどうなりますか?

A. プログラムは自動的に終了し、端末はそのまま手元に残ります。

割賦の債務を完済した時点でプログラムが終了すると提供条件書に定められているためです。完済後の端末は自分の所有物になるため、そのまま使い続けても、下取りや売却に出しても問題ありません。

ただし完済する前に一括弁済を申し込むと、その時点でプログラムが終了して特典を使えなくなるため、返却を考えている段階では繰上返済を避けてください。

返却しないとどうなりますか?

A. 48回払いがそのまま続きます。

特典の利用は義務ではないため、返却しないことによるペナルティはありません。25か月目以降も申し込まずに使い続ければ、残りの24回分を支払って端末を手に入れる形になります。

支払い総額は増えますが、端末が手元に残るぶん、次に買い替えるときに下取りへ出すこともできます。

ワイモバイルの回線契約がなくても使えますか?

A. 使えます。

このプログラムは端末の割賦契約に紐づいているため、回線を解約しても特典を利用する権利は残ります。特典の申込時には、電話番号の代わりに機種契約番号を申告する形です。

他社へ乗り換える予定がある場合は、解約前に機種契約番号を控えておくと手続きに困りません(分割支払金の請求は解約後も続くため、支払い方法の設定もあわせて確認しておくと安心です)。

画面が割れていても返却できますか?

A. 回収自体はできますが、査定基準を満たさないため22,000円(不課税)の負担金が発生します。

ガラスや筐体の破損は、公式が定める査定基準6項目のひとつに該当するためです。

加入状況負担金(不課税)
故障安心パックプラス・故障安心パックプレミアムに未加入22,000円
いずれかに加入(iPhone)12,500円
いずれかに加入(Google Pixel・Android端末)5,000円
※2026年9月1日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

修理してから返却するという方法もありますが、メーカー保証の対象外となる改造や非正規の修理は、それ自体が査定基準を満たさない扱いになります。破損に気づいた時点で、正規の修理窓口に相談してください。

特典を申し込んだ後にキャンセルできますか?

A. できません。

提供条件書では、特典利用の申込について撤回と取消ができないこと、再度の申込もできないことが定められています。いったん回収された端末は、申込がキャンセル扱いになった場合でも返却されません。

申告した内容と送付した端末が異なる場合も申込はキャンセルされるため、機種変更とあわせて手続きする場合は新しい端末を確実に受け取れる状態になってから申し込むのが安全です。

まとめ

ワイモバイルの新トクするサポート(A)の要点は次の3つです。

● この記事の要点

  • 25か月目以降に特典を申し込み、翌月末までに回収・査定を完了させることが条件です。
    • 特典受付開始日は例外や遅延もあるため、My Y!mobileで自分の日付を確認しておくと確実です
  • 査定基準6項目のいずれかに該当すると、22,000円(不課税)の負担金が発生します。
    • 故障安心パックプラスなどに加入していれば減額されます
  • 繰上返済で完済した場合と、端末を譲渡した場合はプログラムが終了します。
    • 返却を前提にするなら、支払いを早く終わらせようとしないことが大切です

まず確認したいのは、自分の特典受付開始日です。

購入直後にMy Y!mobileで日付を控えておけば、返却の準備も次の機種選びも落ち着いて進められます。

ロケットモバイル(格安SIM事業者)が運営する情報サイト「ロケホン」の編集部です。自社でMVNOサービスを提供しているため、回線の品質・ユーザーの実態を当事者として把握しています。掲載情報は公式データに基づき、編集部が中立な立場で比較・検証しています。

執筆者
角谷 貴浩

ロケットモバイル代表取締役/NUWORKS株式会社 WEBマーケティング事業部 事業部長・執行役員

角谷 貴浩

インターネット回線販売に前職で16年従事し、150名規模のチームを率いて年間9万回線の販売を達成。パートナー営業・新規開拓・組織構築を得意とする。現在はNUWORKS株式会社でWEBおよびパートナーネットワークを活用した回線拡販を推進し、2026年4月より株式会社ロケットモバイルの代表取締役に就任。

監修者