【2026年7月】一括1円スマホはどこで買える?絶対1円厳選

1円スマホ(絶対1円だけのもの)

「1円でスマホが買えるなんて、どこかに裏があるのでは」——そう感じて手を止めていませんか。

結論からお伝えすると、本体をそのまま1円で買い切れる「一括1円スマホ」は、2026年7月時点で楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイル、それに中古を扱うゲオモバイルが中心です。

一方で、au・ソフトバンク・ドコモといった大手3社の本体は、返却が前提の「実質1円」やポイント還元が中心で、本体一括1円はほぼ見当たりません。

この記事では、本当に1円で買い切れる端末はどこにあるのか、なぜ1円にできるのか、そして損をしないための条件を、格安SIM事業者の立場から正直に解説します。

購入先本体一括1円代表機種主な条件公式サイト
楽天モバイルGalaxy A25 5G・OPPO A5 5G など6機種他社からの乗り換え+対象プラン
ワイモバイルnubia S2・かんたんスマホ4他社からの乗り換え+シンプル3
UQモバイルOPPO A5 5G乗り換え・新規+対象プラン+増量オプションII
※2026年7月時点の情報です。最新の情報については必ず各公式サイトでご確認ください。「実質1円」「月々1円」は返却が前提で、本体一括1円とは別物です。

目次

そもそも1円スマホとは?一括1円・実質1円・ポイント還元の違い

1円スマホには「本体一括1円」「実質1円(月々1円)」「ポイント還元・割引」の3タイプがあり、端末を返さず自分のものにできるのは”本体一括1円”だけです。

同じ「1円」でも、端末を所有できるか・返却が必要かはまったく異なります。

方式支払い方端末の返却端末は自分のものになる?
本体一括1円端末代を1円で買い切り不要なる(所有できる)
実質1円・月々1円分割で月1円など一定期間後に必要ならない(返すのが前提)
ポイント還元・割引ポイント付与や値引きで安くなる不要なる(ただし1円とは限らない)
※「実質1円」「月々1円」は返却が前提のため、端末は手元に残りません。

ここを取り違えると「1円だと思ったのに2年後に返すことになった」という失敗につながるため、まず3タイプの違いを整理します。

  • 本体一括1円(本体価格そのものが1円・返却不要)
  • 実質1円・月々1円(端末購入プログラムで返却が前提)
  • ポイント還元・割引(auのお得割など)

本体一括1円(本体価格そのものが1円・返却不要)

本体一括1円は、端末代金そのものを1円で買い切る方式で、2年後の返却が不要なのが最大の特徴です。

端末が自分の所有物になるため、使い続けても下取りに出しても自由に使えます。

対象になりやすいのは、定価が2万円前後のエントリーモデル(OPPO・arrows・nubiaなど)です。

縛りなく安く、自分のスマホとして持ちたい方には、もっとも分かりやすくお得な選び方といえます。

実質1円・月々1円(端末購入プログラムで返却が前提)との違い

実質1円・月々1円は、各社の端末購入プログラムを使い、一定期間後に端末を返却することで残りの支払いが免除される仕組みです。

たとえばワイモバイルでは、iPhone 17e(256GB)が48回払いで1〜24回目は月1円、Google Pixel 10aも同様の月1円から用意されています(いずれも返却が前提)。

項目実質1円・月々1円本体一括1円
対象機種iPhoneやハイエンドAndroidなど高性能機も対象になりやすい高性能機は対象になりにくい
2年後の端末手元に残せない(返却)手元に残せる

「最新の高性能スマホを安く使いたい」「2年ごとに買い替える」という方には向きますが、端末を所有したい方は本体一括1円を選ぶ必要があります。

ポイント還元・割引(auのお得割など)との違い

ポイント還元・割引は、端末代金からの値引きやポイント付与で安くする方式で、価格は下がるものの1円になるとは限りません。

たとえばauの「au Online Shop お得割」は、機種代金に充当できるポイントを付与する形での割引です。

ポイントは値引きとは別に扱われるため、「実際に支払う本体価格が1円」とは限らない点に注意が必要です。

価格を抑えたい方には選択肢になりますが、「本体1円で買い切りたい」という目的なら、ポイント還元ではなく本体一括1円の対象機種を探すほうが確実です。

💬 ロケホン編集部より

同じ「1円」でも、”返す前提”か”もらえる”かで満足度はまったく変わります。
広告で「1円」と見たら、まず「返却は必要か」を確認するのがおすすめです。

【2026年7月】本体一括1円スマホが買えるキャリア・店舗一覧

本体一括1円(返却不要)で買えるのは、楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイルと、中古を扱うゲオモバイルが中心です。

大手3社(au・ソフトバンク・ドコモ)やahamoは、返却前提の実質1円やポイント還元が中心で、本体一括1円はほぼ提供されていません。

ここでは購入先ごとに、対象機種と条件を一覧で確認できるように整理します。

購入先本体一括1円代表機種(参考価格)主な条件
楽天モバイルGalaxy A25 5G・OPPO A5 5G など6機種(各22,001円→1円)他社からの乗り換え(MNP)+Rakuten最強プラン+同時購入
ワイモバイルnubia S2・かんたんスマホ4(各1円)他社からの乗り換え+シンプル3(ソフトバンク・LINEMOからは対象外)
UQモバイルOPPO A5 5G(1円)乗り換え・新規+対象プラン+増量オプションII(550円/月)
ゲオモバイル(UQ回線・中古)中古Xperia 10 II・iPhone XR 64GB(各1円)他社からの乗り換え+UQ対象プラン+増量オプションII
au×お得割はポイント付与(本体一括1円ではない)
ソフトバンク×新トクするサポート+(返却型・実質1円)
ドコモ×いつでもカエドキ/5G WELCOME割
ahamo×カエドキ/dポイント還元
※2026年7月時点の情報です。在庫・条件は変動するため、最新の情報については必ず各公式サイトでご確認ください。

楽天モバイル|対象6機種が一括1円(22,000円割引)

楽天モバイル申し込み+他社から電話番号そのまま乗り換え+対象製品購入で1円!
出典:楽天モバイル
【楽天モバイル】楽天モバイル申し込み+他社から電話番号そのまま乗り換え+対象製品購入で1円!
終了日未定
特典nubia S2R、Samsung Galaxy A25 5G、OPPO A3 5G、arrows We2、OPPO A5 5Gが1円で購入できる
条件MNPで乗り換え
「Rakuten最強プラン」または「Rakuten最強U-NEXT」申し込みと同時に対象製品を購入
(WEB・ショップどちらでも対象)
詳細公式サイト
【注意事項】
本キャンペーンとその他のキャンペーンは併用不可
本キャンペーンは予告なく内容の変更、中止もしくは延長させていただく場合があります。あらかじめご了承ください
本キャンペーンの特典付与対象者は、同時期に行われているほかのキャンペーンの対象から除外、または特典総額が景品表示法・電気通信事業法上の範囲内に制限される場合があります
製品の台数には限りがございます。なくなり次第終了とさせていただく場合があります
本キャンペーンの対象者以外への転送などの不正利用、不正転売などの違反が見つかった場合、キャンペーンを終了とさせていただく場合があります
「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は対象外です
金額は税込表記

楽天モバイルは、他社からの乗り換えとRakuten最強プランの契約で、対象6機種を本体一括1円で購入できます。

割引の理由は、製品価格22,001円の端末に22,000円の割引を適用し、本体価格を1円にしているためです。

対象は、Galaxy A25 5G・arrows We2・OPPO A5 5G・nubia S2R・OPPO A3 5G・arrows We2 Plusの6機種です(arrows We2 Plusは楽天モバイルショップのみ)。

条件は、他社からの乗り換え(MNP)であること、Rakuten最強プランまたはRakuten最強U-NEXTを契約すること、そしておひとり様1点までです。

「とにかく分かりやすく本体1円で買いたい」という方にとって、対象機種が多い楽天モバイルは候補に挙がりやすい選択肢です。

ワイモバイル|nubia S2・かんたんスマホ4が一括1円

出典:ワイモバイル
【ワイモバイル】オンラインストア限定|クリアランスSALE
終了日在庫がなくなり次第終了(終了日未定)
特典対象Androidが特価で購入可能
条件料金プラン「シンプル3 M/L」でオンラインストア申込。
新規・他社からのりかえ・機種変更が対象
詳細公式サイト
【注意事項】
※表記の金額は全て税込です。
※本セールは在庫がなくなり次第終了となります。
※ソフトバンク/LINEMOからの乗換は対象外。

※別途事務手数料3,850円必要。

ワイモバイルは「一括1円大特価」として、nubia S2とかんたんスマホ4を本体一括1円で提供しています。

どちらも他社からの乗り換えが条件で、nubia S2はシンプル3のM/Lプランが対象です。

注意点として、ソフトバンクおよびLINEMOからの乗り換えは対象外です。

シンプルな操作の端末を探している方や、ガラケーからの買い替えを考えている方には、かんたんスマホ4の一括1円が向いています。

UQモバイル|OPPO A5 5Gが一括1円(増量オプションII条件)

UQ mobile オンラインショップ おトク割
出典:UQモバイル
UQ mobile オンラインショップ おトク割
終了日未定
特典機種代金から最大44,000円割引
条件①②を同時に満たすこと
①新規契約・他社から乗りかえで
UQ mobile オンラインショップで対象機種を購入
②同時にトクトクプラン2/コミコミプランバリューと増量オプションⅡへ加入
詳細公式サイト
【注意事項】
・au、povoからの乗りかえの場合は割引の対象外です。
・個人かつ契約者が成人の方は公式サイトにて手続きできます。
・購入代金のみに充当できるポイントを付与することにより機種代金から割引されます。
・機種代金が割引額を下回る場合、割引額は機種代金が上限額となります。
・持ち込み機種での契約は対象外です。
・ほかのキャンペーン等とは併用できない場合があります。
・受付時期により条件や対象機種・割引額など予告なく変更または終了する場合があります。
・別途契約にかかる費用などがあります。
・発売日より前に予約・注文いただいた方も対象です。
・対象期間内にご注文内容が確定し注文が完了した場合対象となります。
・申し込み内容に不備などがあり、再度申し込みとなった場合は、再注文時点の条件が適用されます。

UQモバイルは「UQコスパ宣言!」として、OPPO A5 5Gを本体一括1円で購入できます。

条件は、他社からの乗り換え(MNP)または新規契約に加え、対象プラン(コミコミプランバリューまたはトクトクプラン2)と増量オプションIIへの加入です。

ここで気をつけたいのは、増量オプションIIには月550円(税込)がかかる点です。

「増量オプションII無料キャンペーン」で適用月から最大7カ月は無料になりますが、キャンペーン終了後は自動的にオプション料がかかります。

データ容量を多めに使う予定で、オプション料を踏まえても納得できる方には、OPPO A5 5Gの一括1円が選択肢になります。

中古なら一括1円の幅が広がる|ゲオモバイル

ゲオモバイル(UQモバイル正規代理店)では、中古端末を活用することで、Xperia 10 IIやiPhone XRを本体一括1円で買えます。

中古端末が1円になりやすい理由は、端末価格がもともと低く、回線契約とセットの割引で1円まで下げやすいためです。

たとえば中古の【状態A】Xperia 10 II・iPhone XR 64GB(いずれも端末代22,000円)は、他社からの乗り換えとUQの対象プラン(M/L)+増量オプションIIで1円になります。

au・ソフトバンク・ドコモ・ahamoは本体一括1円なし

au・ソフトバンク・ドコモ・ahamoは、2026年7月時点で本体一括1円の対象機種が確認できませんでした。

各社の端末施策は、返却を前提とした実質1円やポイント還元が中心になっているためです。

具体的には、ソフトバンクは新トクするサポート+、ドコモはいつでもカエドキプログラムや5G WELCOME割、auはポイント付与のお得割が主な仕組みです。

「大手で本体1円が買える」という情報を見かけても、その多くは返却前提の実質1円である可能性が高いため、契約前に返却の有無を必ず確認してください。

大手の安心感を保ちつつ端末費用を抑えたい方は、返却前提の実質1円や、回線そのものを格安SIMに見直す方法も検討するとよいでしょう。

家電量販店の店頭は店舗・時期で変わる

家電量販店の店頭でも一括1円が出ることはありますが、対象機種や在庫は店舗・時期によって大きく変わります。

店頭限定の価格は、各店舗の在庫処分や販売状況に左右されるため、特定の機種が常に1円とは限らないからです。

そのため本記事では、家電量販店の具体的な機種・価格は断定せず、傾向のみをお伝えしています。

来店前に電話やチラシで在庫と条件を確認しておくと、無駄足を避けられます。

確実に対象機種を選びたい方は、条件が明記された各社の公式オンラインストアを基準にするのがおすすめです。

なぜ一括1円スマホは減った?からくりと総務省の割引規制

一括1円スマホが低価格機・中古に限られるのは、総務省の割引規制によって端末の値引き上限が定められているためです。

「1円スマホは怪しい」と感じる背景には、値引きの仕組みが見えにくいことがあります。

ここでは1円にできるからくりと、2023年12月の法改正で何が変わったのかを整理します。

  • 1円スマホのからくり(回線値引きと端末値引きの組み合わせ)
  • 2019年→2023年12月の法改正で何が変わったか
  • だから「低価格機・中古」しか一括1円にならない

1円スマホのからくり(回線値引きと端末値引きの組み合わせ)

1円スマホは、回線契約とセットの値引きと、端末そのものの値引きを組み合わせて、価格を1円まで下げる仕組みです。

● なぜ1円にできるのか

キャリアは端末を売ること自体より、回線契約を長く続けてもらうことで利益を得られるためです。
タダ同然に見えても、回線契約による中長期の収益で成り立つビジネスモデルになっています。

▶︎値引きの内訳(例:楽天モバイル)

項目金額
製品価格(税込)22,001円
割引−22,000円
本体価格1円

定価2万円前後の端末に、回線契約とセットの割引を上限まで適用することで、本体価格を1円に近づけています。

2019年→2023年12月の法改正で何が変わったか

端末の値引きには上限があり、2023年12月27日の改正で「端末単体の値引き」も規制対象になりました。

もともと2019年10月の電気通信事業法改正で、回線契約とセットの端末値引きは2万円(税抜)=税込2万2,000円相当が上限とされていました。

2023年12月27日の改正では、端末の価格に応じて段階的な上限が定められ、端末だけを安くする「白ロム割」も規制の対象に含まれました。

下表は、改正の前後で何が変わったかの整理です。

時期規制の対象値引きの上限
2019年10月〜回線契約とセットの端末値引き2万円(税抜)=税込2万2,000円相当
2023年12月27日〜端末単体の値引き(白ロム割)も対象に端末価格に応じて段階的(下表)
※出典:総務省「電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン」等(2026年7月確認)。

端末価格ごとの上限は、次のように定められています。

端末の価格(税抜)値引きの上限(税抜)
2万円以下その価格未満
2万円超〜4万円以下2万円
4万円超〜8万円以下価格の5割
8万円超4万円(税込4万4,000円相当)
※出典:総務省(2026年7月確認)。最新の規制内容は総務省の公表資料でご確認ください。

この表からわかるのは、値引きの上限が端末価格で決まるため、高額なハイエンド機ほど1円まで下げにくいということです。

だから「低価格機・中古」しか一括1円にならない

規制によって値引き上限が決まっているため、本体一括1円になるのは定価2万円前後の低価格機や中古端末が中心です。

定価2万円前後の端末であれば、上限いっぱいの割引で本体価格を1円近くまで下げられるからです。

逆に、定価10万円を超えるハイエンド機は、上限が4万円(税込4万4,000円相当)にとどまるため、一括では1円になりません。

新品のiPhoneやフラッグシップAndroidをできるだけ安く持ちたい場合は、返却前提の実質1円か、価格の低い中古端末を選ぶことになります。

💬 ロケホン編集部より

事業者の目線で言えば、規制後の一括1円は「2万円前後の端末を上限まで割った形」が中心です。
高額機の”一括1円”を見かけたら、ほぼ返却前提の実質1円だと考えて条件を確認してください。

一括1円スマホの注意点・6つの落とし穴

一括1円スマホには、乗り換え限定・オプション必須・在庫切れなど、契約前に知っておくべき落とし穴が6つあります。

本体が1円でも、条件を見落とすと「思ったより高くついた」となりかねません。

ここでは、申し込み前に必ず確認したい6つの注意点を整理します。

  • ① 乗り換え・新規が条件(機種変更は対象外が多い)
  • ② 対象プラン・オプション加入が条件
  • ③ 在庫限り・受付終了が早い
  • ④ 「実質1円」は返却が必要
  • ⑤ 端末は低価格機・中古が中心
  • ⑥ 店舗とオンラインで価格・在庫が異なる

① 乗り換え・新規が条件(機種変更は対象外が多い)

本体一括1円は、他社からの乗り換え(MNP)や新規契約が条件で、いまの回線のままの機種変更では対象外になることが多いです。

キャリアが新規の回線契約を増やしたいため、乗り換えに大きな割引を寄せているのが理由です。

そのため、同じキャリアで機種だけ変えたい場合は、一括1円の対象にならないケースが目立ちます。

機種変更を考えている方は、一括1円ではなく返却前提の実質1円や、価格の低い中古端末を検討するとよいでしょう。

② 対象プラン・オプション加入が条件

一括1円の多くは、指定された料金プランや有料オプションへの加入が条件になっています。

割引の原資を回線契約から回収する仕組みのため、中〜大容量プランやオプションが必須になりやすいからです。

たとえばUQモバイルのOPPO A5 5Gでは、増量オプションII(月550円・税込)への加入が条件で、最大7カ月の無料期間後は自動的に料金がかかります。

オプションは不要なら後から外せる場合もあるため、加入条件と解約のタイミングを契約時に確認しておきましょう。

③ 在庫限り・受付終了が早い

一括1円スマホは在庫限りのことが多く、人気機種は受付終了や品切れになるのが早い傾向があります。

割引対象は数量や期間が限られていることが多く、注目度の高い機種ほど早くなくなるためです。

実際、ワイモバイルのかんたんスマホ4は6月30日14時59分までの期間限定で提供されています。

欲しい機種が決まっている方は、在庫がある間に公式オンラインストアで早めに確認するのが安全です。

④ 「実質1円」は返却が必要

「実質1円」「月々1円」は、一定期間の利用後に端末を返却することが前提で、本体一括1円とは別物です。

返却によって残りの分割支払いが免除される仕組みのため、端末は手元に残りません。

「1円で買えた」と思っても、2年後に返却が必要だと後から気づくケースは少なくありません。

端末を所有したい方は実質1円ではなく、返却不要の本体一括1円を選ぶ必要があります。

⑤ 端末は低価格機・中古が中心

本体一括1円の対象は、定価2万円前後のエントリーモデルや中古端末が中心です。

割引上限の規制があるため、高額なハイエンド機を新品で1円にするのが難しいからです。

そのため、カメラ性能や処理速度を重視する方には、スペック面で物足りなく感じる可能性があります。

性能を求める方は、中古のミドル〜ハイエンド機や、返却前提の実質1円で高性能機を選ぶ方法も検討しましょう。

⑥ 店舗とオンラインで価格・在庫が異なる

同じ機種でも、実店舗と公式オンラインストアで価格・在庫・キャンペーン内容が異なる場合があります。

店頭は在庫処分や来店促進の事情で価格が動きやすく、オンラインは条件が明記されている分わかりやすいためです。

そのため、店頭の口頭説明だけで判断すると、条件を見落としてしまうことがあります。

申し込み前には、公式オンラインストアの条件と照らし合わせて、総額で比較するのがおすすめです。

1円スマホで損しない?総額シミュレーションと選び方

本体が1円でも、毎月の料金まで含めた総額で見ないと、かえって割高になることがあります。

迷う人が多いからこそ、ここでは「本体1円+大容量プラン」と「中古端末+格安SIM」を、総額の考え方で比較します。

  • 本体1円でも「プラン料金×契約期間」の総額で考える
  • 本当に得なケース/割高になるケース
  • 1円スマホがおすすめな人・おすすめしない人

本体1円でも「プラン料金×契約期間」の総額で考える

1円スマホの損得は、端末価格ではなく「毎月の料金×使う期間」の総額で判断するのが基本です。

本体が1円でも、必要以上に大容量のプランを契約すると、毎月の差額が積み重なるためです。

たとえば、本来は月1,000円台のプランで足りる人が、一括1円の条件で月3,000円台のプランに加入したとします。

その差額が月2,000円なら、2年間で約48,000円に達し、端末2万円分の値引きを上回ってしまいます。

数値の意味を補足すると、「1円」は入口の安さであって、出口にあたる毎月の料金まで見て初めて本当の負担が分かるということです。

買い方(例・イメージ)端末代月額の例(税込)2年間の総額の目安
本体一括1円+大容量プラン1円約3,000円台約7万円台+1円
中古端末+小容量の格安SIM約2万円約1,000円台約4〜5万円台
※あくまで条件をそろえた概算イメージです。実際の金額はプラン・データ使用量・キャンペーンによって変わります。

この比較からわかるのは、毎月たっぷりデータを使う方なら一括1円+大容量プランが向き、月3GB程度で足りる方は中古+格安SIMのほうが総額を抑えやすいということです。

自分の毎月のデータ使用量を起点に、端末価格と月額の合計で選ぶのがおすすめです。

本当に得なケース/割高になるケース

もともと大容量プランを使う人は得をしやすく、少量のデータで足りる人は割高になりやすい傾向があります。

一括1円の条件は中〜大容量プランとセットになりやすく、データを使う人ほど条件と実態が一致するためです。

得をしやすいケースと、注意したいケースは次のとおりです。

  • 得をしやすい人
    • もともと月20GB以上使う/乗り換え予定がある/端末は安いエントリーモデルで十分
  • 割高になりやすい人
    • データは月3GB程度で足りる/オプションを使う予定がない/高性能な端末がほしい

少量のデータで足りる方は、無理に一括1円を狙わず、中古端末と格安SIMの組み合わせのほうが総額を抑えられる場合があります。

💬 ロケホン編集部より

1円は「入口」、毎月の料金は「出口」です。
出口まで合算してから選ぶのが、事業者から見たいちばん損のない買い方です。

1円スマホがおすすめな人・おすすめしない人

1円スマホは「乗り換え前提で、安いエントリーモデルでも十分」という方に向き、高性能機を長く所有したい方には不向きです。

向き不向きが分かれるのは、一括1円が乗り換え・対象プランとセットで、対象機種も低価格機が中心だからです。

おすすめな人と、別の選び方が向く人は次のとおりです。

● 1円スマホがおすすめな人・おすすめしない人

  • おすすめな人
    • 他社から乗り換える予定がある/普段使い中心でエントリーモデルでも満足できる/端末を自分のものとして持ちたい
  • おすすめしない人
    • いまと同じ回線で機種変更したい/高性能なカメラやゲーム性能がほしい/毎月のデータは少量で足りる

いまの回線のまま機種変更したい方は、各社の返却前提プログラム(実質1円)や、価格の低い中古端末が選択肢になります。

高性能機を求める方は、中古のミドル〜ハイエンド機や、返却を前提にiPhoneなどを安く使える実質1円も検討してみてください。

1円スマホを買った後はどの回線・プランで使う?

1円スマホを手に入れたら、次は「どの回線・プランで使うか」で毎月の料金が決まります。

端末を安く買えても、毎月の通信料が高ければトータルでは得をしにくいためです。

ここでは、格安SIM事業者として保有する実データをもとに、回線選びの考え方を紹介します。

  • 回線比率の実データ(ドコモ回線が85%)
  • 買い替え後に格安SIMへ乗り換える選択肢

回線比率の実データ(ドコモ回線が85%)

格安SIMの利用者が選ぶ回線は、ドコモ回線が85%と圧倒的に多いのが実態です(ロケホン編集部調べ)。

内訳は、ドコモ85%・au9%・ソフトバンク3%・楽天3%で、対応エリアの広さからドコモ回線が選ばれやすい傾向があります。

数値の意味を補足すると、回線選びに迷ったら、まずは利用者の多いドコモ回線を基準に検討すると失敗しにくいということです。

ただし、生活圏や勤務先で電波の入りやすさは変わるため、自分がよく使う場所で繋がる回線を選ぶのが大切です。

買い替え後に格安SIMへ乗り換える選択肢

1円スマホを使うなら、毎月の料金を抑えられる格安SIMへの乗り換えも有力な選択肢です。

格安SIMは大手キャリアの回線を借りて運営しており、同じ容量でも月額を抑えやすいためです。

回線の安定性を重視するならドコモ回線系、料金を最優先するなら小容量プランがある格安SIMが選択肢になります。

◾️あわせて読みたい

格安SIMの料金・回線を比較して選ぶ

一括1円スマホの買い方・申し込み手順

一括1円スマホは、対象機種の在庫確認から開通まで、オンラインなら最短5ステップで申し込めます。

手順を知っておくと、在庫切れや条件の見落としを防ぎ、スムーズに購入できます。

ここでは、乗り換え(MNP)で一括1円スマホを買う場合の基本的な流れを紹介します。

● 一括1円スマホの買い方・申し込み手順

  1. MNP予約番号を取得する(MNPワンストップ対応なら不要な場合あり)
  2. 公式オンラインストアで対象機種・在庫・条件を確認する
  3. 対象プランと必要なオプションを選ぶ
  4. 本人確認書類をアップロードして申し込む
  5. SIMが届いたら開通手続きとAPN設定を行う

申し込み前には、対象機種・在庫・割引条件が変わっていないかを公式サイトで最終確認してください。

初期設定に不安がある方は、開通やAPN設定の手順をまとめた解説もあわせて確認すると安心です。

1円スマホに関するよくある質問(FAQ)

1円スマホについて、契約前に気になりやすい質問をまとめました。

条件や仕組みを理解しておくと、申し込み後の「思っていたのと違う」を防げます。

まとめ:絶対1円を狙うなら今、ただし条件に注意

本体一括1円で買い切れるスマホは、2026年7月時点で楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイルと、中古のゲオモバイルが中心です。

大手3社(au・ソフトバンク・ドコモ)やahamoの本体は、返却前提の実質1円やポイント還元が中心で、本体一括1円はほぼ見当たりません。

● 損をしないためのポイント

  • 本体一括1円は楽天・ワイモバイル・UQと中古(ゲオ)に集中している
  • 大手の「1円」は返却前提の実質1円やポイント還元が中心
  • 端末価格だけでなく、毎月の料金まで含めた総額で選ぶ

一括1円スマホは在庫限りのことが多いため、欲しい機種があるなら早めに公式サイトで条件と在庫を確認するのがおすすめです。

買った後の毎月の料金まで見据えて、自分に合った回線・プランを選びましょう。

ロケットモバイル(格安SIM事業者)が運営する情報サイト「ロケホン」の編集部です。自社でMVNOサービスを提供しているため、回線の品質・ユーザーの実態を当事者として把握しています。掲載情報は公式データに基づき、編集部が中立な立場で比較・検証しています。

執筆者
角谷 貴浩

ロケットモバイル代表取締役/NUWORKS株式会社 WEBマーケティング事業部 事業部長・執行役員

角谷 貴浩

インターネット回線販売に前職で16年従事し、150名規模のチームを率いて年間9万回線の販売を達成。パートナー営業・新規開拓・組織構築を得意とする。現在はNUWORKS株式会社でWEBおよびパートナーネットワークを活用した回線拡販を推進し、2026年4月より株式会社ロケットモバイルの代表取締役に就任。

監修者