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「格安SIMにしたいけれど、手続きが複雑そうで一歩を踏み出せない」と感じていませんか。
何から始めればいいのか、今の番号やスマホはどうなるのか、不安は人それぞれです。
特に初めての方は、申し込みから実際に使えるようになるまでの全体像が見えず、つい後回しにしがちです。
結論から言うと、格安SIMの手続きは「事前準備・申し込み・回線切替・初期設定」の大きく4ステップで完了します。
● 格安SIMの手続き4ステップ
- ステップ1 :事前準備
- 端末の動作確認・SIMロックの確認、乗り換えならMNPの準備をします
- ステップ2 :必要なものの準備
- 本人確認書類・支払い情報など5点をそろえます
- ステップ3 申し込み
- 乗り換え先の公式サイトで申し込み、本人確認を済ませます
- ステップ4 回線切替・初期設定
- SIM到着後に開通し、APN設定をして通信を確認します
本記事では、格安SIMの手続きをわかりやすく紹介していきます。
格安SIMの手続きの全体像【4ステップ】
格安SIMの手続きは、事前準備・申し込み・回線切替・初期設定の4ステップに分かれます。
先に全体像を押さえておけば、どの工程で何をするか迷わずに進められます。
| 工程 | 新規契約 | 乗り換え(MNP) |
|---|---|---|
| 電話番号 | 新しい番号が付与される | 今の番号を引き継ぐ(MNP) |
| MNPの準備 | 不要 | 必要(ワンストップなら予約番号は不要) |
| 申し込み | プラン選択・本人確認 | プラン選択・本人確認+MNP情報 |
| 回線切替(開通) | 原則不要 | 必要(前の会社は自動解約) |
| 初期設定(APN) | 必要 | 必要 |
つまり、土台となる流れはどちらも同じで、乗り換えに「番号の引き継ぎ」と「回線切替」が足されるイメージです。
この違いさえ分かっていれば、自分がどの工程をやるのかを取り違えずに済みます。
💬 ロケホン編集部より
MVNO事業者として申し込みを見ていると、初心者がいちばんつまずくのは最後の「回線切替」と「APN設定」です。
逆にここさえ押さえれば、手続き全体は決して難しくありません。
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【ステップ1】乗り換え前の事前準備(動作確認・SIMロック・MNP)
ステップ1は、申し込み前の事前準備です。
端末をそのまま使うなら「動作確認済み端末か」と「SIMロックの有無」を、番号を引き継ぐなら「MNPの方法」を確認しておきましょう。
準備を飛ばして申し込むと、SIMが届いても使えなかったり、番号を引き継げなかったりします。
逆に、ここを押さえておけば後の工程はスムーズに進みます。
端末の動作確認とSIMロック解除
今のスマホをそのまま使うなら、乗り換え先で「動作確認済み端末」かを確認し、必要に応じてSIMロックを解除します。
この2点を確認すれば、SIMが使えないという失敗を防げます。
① 動作確認済み端末かを調べる
同じ機種でも、選ぶ回線(ドコモ・au・ソフトバンク)によって電波をつかめないことがあります。
まずは乗り換え先の公式サイトにある動作確認済み端末の一覧で、自分の機種を調べてください。
② SIMロックの有無を確認する
| 端末の発売・購入時期 | SIMロック | 対応 |
|---|---|---|
| 2021年10月1日以降の発売 | 原則かかっていない | 確認のみでOK |
| それより前に購入 | かかっている場合がある | 各キャリアのWEBから無料で解除 |
なお、新しいスマホを同時に買うなら、端末と回線の相性を気にせず使えるため、この確認は不要です。
補足:利用者の多くはドコモ回線
自社の実契約データでは、利用者が選ぶ回線はドコモが約85%を占めています(ロケホン編集部調べ)。
ドコモで買った端末ならドコモ回線の格安SIMで使えるケースが多く、対応確認のハードルは比較的低めです。
MNP予約番号の取得とワンストップ
ワンストップに対応していれば予約番号は不要、そうでなければMNP予約番号を取得します。
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)は、番号を変えずに会社を乗り換える仕組みです。
| 方法 | 予約番号 | 手続きの流れ | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| MNPワンストップ | 不要 | 乗り換え先で申込→乗り換え元は自動解約 | 対応事業者同士で手間を省きたい人 |
| MNP予約番号 | 必要(15日有効) | 乗り換え元で番号取得→乗り換え先で入力 | 非対応の会社が絡む乗り換えの人 |
MNPワンストップとは
2023年5月24日に始まった仕組みで、予約番号を取らずに乗り換えできます。
乗り換え先のサイトで申し込むだけで、乗り換え元の解約まで自動で進みます。
MNP予約番号が必要な場合
ワンストップ非対応の会社から乗り換えるときは、従来どおり予約番号が必要です。
各社のマイページや電話窓口から無料で取得でき、有効期限は発行日を含めて15日間です。
取得したら早めに申し込みましょう。
つまり、両社がワンストップ対応なら予約番号を取る手間そのものがいらず、非対応の会社が関わる場合だけ予約番号を取得すると考えると分かりやすいです。
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【ステップ2】申し込みに必要なものを準備する
ステップ2では、申し込みに必要なものを5点そろえます。
先に手元に用意しておけば、申し込みの途中で書類が足りずやり直しになる失敗を防げます。
オンライン申し込みでは、これらを順番に入力・アップロードしていきます。
席を立たずに最後まで進められるよう、事前にまとめて準備しておくと安心です。
● 申し込みに必要なもの
- 本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカードなど(券面の住所が最新かも確認します)
- 支払い情報
- 契約者本人名義のクレジットカード、または口座振替用のキャッシュカード・口座情報を用意します
- メールアドレス
- 申し込みや開通の連絡に使う、キャリアメール以外のフリーメール(GmailやYahoo!メールなど)を用意します
- MNP予約番号
- 番号を引き継ぐ場合のみ(ワンストップ対応なら不要)
- Wi-Fi環境
- 回線が切り替わったあとの初期設定(APN設定)で使います
支払い情報は、契約者本人の名義でそろえるのが基本です。
本人確認書類の名義とクレジットカードの名義が違うと、本人確認で差し戻される場合があります。
メールアドレスは、乗り換えでキャリアメールが使えなくなる場合に備えて、フリーメールを用意しておくと確実です。
ネットショップや会員サービスにキャリアメールで登録している方は、この機会にフリーメールへ変えておくと、あとの手間が減ります。
【ステップ3】格安SIMへの申し込み
ステップ3は、乗り換え先の公式サイトからの申し込みです。
料金プランの選択、SIMの種類の選択、本人確認の3つを進めれば、申し込みは10〜30分ほどで完了します。
申し込み自体はオンラインで完結し、店舗へ行く必要はありません。
画面の案内に沿って入力していくだけなので、順番に進めれば迷うことは少ないです。
● 申し込みの手順概要
- 料金プランとオプションを選びます(データ容量や通話オプション)
- SIMカードとeSIMのどちらにするかを選びます
- 個人情報の入力と本人確認書類のアップロードを行い、申し込みを完了させます
物理SIMはカードの到着を待つ必要がある一方、対応端末を選ばず幅広い機種で使えます。
eSIMは対応端末が限られるものの、配送を待たずに最短即日で開通できる手軽さがあります。
本人確認は、スマホで書類を撮影して送るeKYC方式が主流で、書類がはっきり写っていれば、本人確認は最短その場で完了します。
なお、番号を引き継ぐ乗り換えの場合は、この申し込み時にワンストップの認証、または取得済みのMNP予約番号の入力を行います。
【ステップ4】回線切り替えと初期設定(開通手続き)
ステップ4は、SIM到着後(eSIMは審査完了後)に行う最終ステップです。
回線切替で開通し、SIMの設定とAPN設定をすれば、その日から格安SIMを使い始められます。
最後のステップは難しそうに見えますが、実際の作業は数分から十数分で終わります。
ここでつまずく原因のほとんどは、APN設定の入れ忘れです。
このステップで行うのは、開通(回線切替)と初期設定の2つです。
回線切り替え(開通)の手順
回線切替とは、乗り換え先の回線に切り替える手続きです。
乗り換え先のマイページや専用窓口から手続きすると開通し、前の会社との契約は自動的に解約されます。
| 受け取り方 | 即日開通 | 開通までの目安 |
|---|---|---|
| eSIM(オンライン) | 可能な場合が多い | 申込・本人確認後、最短当日 |
| 物理SIM(郵送) | 難しい | 発送から数日 |
| 店舗 | 可能な場合あり | 来店当日(在庫・受付時間による) |
物理SIMは、SIMカードが届いてから回線切替を行い、eSIMは申し込み後にオンラインでプロファイルを発行し、すぐに開通できます。
切替の手続き自体は、早ければ数分、長くても数時間ほどで完了しますが、途中で一時的に通信や通話ができない空白時間が生じます。
なお物理SIMは、自社の出荷実績では最短で申し込みの翌々日ごろに届くケースが多くなっています。
土日をはさんだり本人確認に時間がかかったりすると、もう少し延びることもあります。
💬 ロケホン編集部より
回線切替には受付時間を設けている会社があり、深夜帯は翌朝の処理になることもあります。
電話を使う予定がある方は、平日の日中など、多少つながらなくても困らない時間帯に切り替えるのがおすすめです。
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SIMの設定・APN設定の手順
開通したら、SIMの設定とAPN設定を行います。
APN設定をしないと、電話はできてもインターネットにつながらないため、忘れずに設定してください。
① SIMを設定する
| SIMの種類 | 設定方法 |
|---|---|
| 物理SIM | スマホの電源を切り、SIMトレイに新しいSIMカードを差し込む |
| eSIM | 案内に沿ってQRコードを読み取るか、専用アプリからプロファイルを設定 |
② APN設定(アクセスポイント名)を行う
| 端末 | 設定方法 |
|---|---|
| iPhone | Wi-Fiに接続して構成プロファイルをダウンロードする方式が一般的 |
| Android | 手動でアクセスポイント名などを入力する場合がある |
③ 動作を確認する
設定が終わったら、Webサイトの表示と実際の発信通話ができるかを確認します。
インターネットにつながらないときは、まず再起動し、それでも直らなければAPN設定を見直してください。
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新規契約の場合の手続きの違い
新規契約は、乗り換え(MNP)よりも工程がシンプルです。
新しい電話番号で始めるため、MNPの準備と回線切替が原則不要で、初期設定だけで使い始められます。
| 工程 | 乗り換え(MNP) | 新規契約 |
|---|---|---|
| MNP予約番号・ワンストップ | 必要 | 不要(新しい番号が付与される) |
| 回線切替(開通) | 必要 | 原則不要 |
| 初期設定(SIM・APN) | 必要 | 必要 |
● 新規契約の流れは3工程
事前準備(端末確認)→ 申し込み → 初期設定
申し込みは、プランを選び、本人確認書類をアップロードして完了。
SIMやeSIMが届いたら、SIMを設定してAPN設定をすれば、すぐに使い始められます。
初めてスマホを持つお子さま用や、2台目として契約する場合は、この新規契約の流れが当てはまります。
格安SIMの手続きで失敗しないためのポイント
手続きの失敗を防ぐコツは、名義の統一・キャリアメールの扱い・MNP予約番号の期限の3点を事前に押さえることです。
つまずきやすいポイントを知っておけば、ほとんどのトラブルは未然に防げます。
そこで格安SIM乗り換え時の注意点について、内容をそれぞれまとめました。
▶︎手続き前に押さえておきたい前提
- トラブルの多くは「知らなかったこと」が原因で起きる
- 先にポイントを把握しておけば、落ち着いて手続きを進められる
- 以下、特に見落としやすい注意点を順番に確認
● ① 契約者の名義をそろえる
- 乗り換え元の契約者名義と、新しく申し込む格安SIMの名義を同一にする必要がある
- 家族名義のスマホを自分名義で申し込むと、本人確認で弾かれてしまう
● ② キャリアメールの扱い
- キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)を引き続き使いたい場合は、乗り換え後に各社の「メール持ち運びサービス」を申し込む
- このサービスは有料で、月額330円(税込)程度が目安(ドコモ・au公式・2026年7月時点)
- 申し込みには期限があり、解約・乗り換えから31日以内に手続きする必要がある(出典:ドコモ/au公式・2026年7月確認)
- メールアドレスにこだわらないなら、フリーメールやSMSへ切り替えておけばこの費用はかからない
● ③ MNP予約番号の期限
- 予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間のため、取得したらすぐに申し込む
- 回線切替の最中は短時間の空白時間が生じる
- 月末ぎりぎりの手続きは、回線切替が翌月にずれることもある
- 余裕をもって、できれば月の前半に動き出すと想定外の遅れを避けられる
💬 ロケホン編集部より
実際に多いつまずきは「名義の不一致」と「APN設定の入れ忘れによる圏外」の2つです。
この2点を事前に意識しておくだけで、手続きの失敗はぐっと減ります。
格安SIMの手続きに関するよくある質問(FAQ)
格安SIMの手続きでよく寄せられる疑問を、必要なもの・日数・端末・キャリアメールなどの観点でまとめました。
格安SIMの多くはオンライン申し込みが基本で、本人確認もスマホで書類を撮影するeKYCで済みます。
手順どおりに進めれば、スマホの基本操作に慣れている方なら1人でも無理なく手続きできます。
申し込みフォームでこれらを入力・アップロードしていくため、先にそろえておくとスムーズです。
回線切替後の初期設定で使うWi-Fi環境も用意しておくと、最後まで滞りなく進められます。
新規契約は新しい番号で始めるため、MNP予約番号の取得や回線切替が原則いりません。
乗り換えは今の番号を引き継ぐので、MNPの手続きと、前の会社が自動解約される回線切替が必要です。
物理SIMはカードの配送が必要なため、本人確認を経て発送され、最短で申し込みの翌々日ごろに届くケースが多くなっています(ロケホン編集部調べ)。
急ぐ場合は、配送を待たないeSIMを選ぶと、その日のうちに開通できます。
2021年10月以降に発売された端末は原則SIMロックがかかっておらず、回線を選びやすくなっています。
それ以前の端末はロックがかかっている場合があるため、各キャリアのWEBから無料で解除しておきましょう。
ワンストップは、乗り換え先のサイトで申し込むだけで番号を引き継げる仕組みで、2023年5月24日に始まりました。
非対応の会社が絡む乗り換えの場合のみ、乗り換え元でMNP予約番号を取得してから申し込みます。
多くの場合は数分から数時間で復旧するため、過度に心配する必要はありません。
電話を使う予定がある方は、平日の日中など、つながらなくても困りにくい時間帯に切り替えると安心です。
月額330円(税込)程度が目安で、解約・乗り換えから31日以内に申し込む必要があります(ドコモ・au公式・2026年7月時点)。
メールアドレスにこだわらないなら、フリーメールやSMSへ切り替えておくと、追加費用はかかりません。
名義は乗り換え元と申し込み先で同一にそろえ、支払い用のクレジットカードも同じ名義にしておきましょう。
回線切替のあとはAPN設定を忘れずに行い、つながらないときは再起動と設定の見直しで多くは解決します。
まとめ|4ステップをおさえれば手続きは難しくない
格安SIMの手続きは、事前準備・申し込み・回線切替・初期設定の4ステップで完了します。
全体像とつまずきポイントを押さえれば、初めてでも迷わず進められます。
最後に、この記事の要点を振り返ります。
- 手続きは「①事前準備 → ②必要なもの準備 → ③申し込み → ④回線切替・初期設定」の4ステップです
- 新規契約はMNPと回線切替が原則不要、乗り換えは今の番号をMNPで引き継げます
- かかる日数は物理SIMで最短数日・eSIMで最短当日、申し込みは10〜30分程度が目安です
- 失敗を防ぐには、名義の統一・キャリアメールの扱い・MNP予約番号の期限を事前に確認します
まずは、いまのスマホが乗り換え先の動作確認済み端末かを確認し、必要なものをそろえることから始めましょう。
手順そのものはシンプルなので、必要なものをそろえたら、あとは画面の案内に沿って進めるだけです。


